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zoom RSS 下関スカラ座〜〈犯人に告ぐ〉

<<   作成日時 : 2008/03/11 23:56   >>

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瀧本智行監督の2作目〈犯人に告ぐ〉を下関スカラ座シアター・ゼロにて19:00〜の回にて鑑賞。

画像
昨年wowowで先行放映されたのを観たがやはりスクリーンで観ると骨太のサスペンスがより一層迫力もあり良かった。
映画の本筋からはずれるが、
スクリーンでの美術の若松氏の存在感に驚き、メイクの井出氏と姿をチラッと発見。
スクリプターの山下氏も出てるはずだが分からなかった(泣)
佐々部映画のスタッフの多くの名をエンドロールで読みとり妙に懐かしさを覚えた。
また中の森バンドの写真が重要な小道具として使用されていたのもちょっと嬉しかった。

瀧本監督は佐々部監督の「陽はまた昇る」「チルソクの夏」でチーフ助監督をされた方で「樹の海」で監督デビューされたのだがチル夏撮影時に下関に約一月滞在され、エキストラの方やFC関係者との接触もあり下関にとっては縁浅からぬ監督さんである。
また、下関スカラ座シアター・ゼロは奥田監督が下関からスクリーンが無くなる危機を回避してくださった劇場である。
佐々部監督も機会あるたびに同劇場の事を話されている。
そんなこんなで多分20名〜30名は入っている…と思いつつ7時チョット過ぎに入場。
入場してみて驚いた。
観客はたったの一人。私達夫婦を含めて3名。隣のスクリーンでは「ローマの休日」が上映されているはずだが…扉は開いたまま…って事はこの回は観客ゼロ??

劇場側にも設備の不備、老朽化、宣伝告知等に問題も有るのだろうが、これでは下関市民が「当地には映画館はいりません」…と宣言しているようなもので、一映画ファンとしては寂しい限りである。

余談ながら
〈長人怜悧〉
と司馬遼太郎が小説の中で書いていたが、
怜悧(レイリ)…辞書を引くと…頭のはたらきがすぐれていて、かしこい・こと(さま)。聡明。
…とあるが司馬遼太郎は賢すぎて、計算高く冷たい…と我が長州人気質を少し皮肉って表している。
将に正鵠を射ていると思う。
熱しやすく冷めやすく、自分の利にならないことには見向きもしない所が有ると思う。

政治好き…商業都市である下関にはやはり文化は育たないのか…
〈人生意気に感じ〉ることはもはやなくなりつつあるのだろうか?…
なんとも寂しく、悔しい思いを抱きながら劇場を後にした。

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
下関のスクリーンを守った奥田監督の心意気は春風さまのこのブログで伝わってきていましたので、シアターゼロの現状報告は残念に思いました。シアターゼロができたころのアンケートに、「今後上映したら良いと思う作品」という設問に、皆が知っているけれどもスクリーンで見たことのない映画を上映すれば良いという意味で「ローマの休日」か「風とともに去りぬ」のどちらかを書いたので、さらに残念です。東京に住む私に言う資格があるとは思いませんが、もっと地元の文化を育ててほしいと感じます。下関駅から海峡沿いにロンドンの2階建てバスを走らせるという話題もありますが、今あるものを育てつつ・・・・。

私事ながら3月はじめにパソコンがハードウエアの部分(たぶんマザーボードのメインメモリ)がついにクラッシュし、今回は応急処置で何とかこの場に来られています。4月ごろ買い換えるまで、web上ではお会いできなくなるかもしれません。
今は、訪韓の途上に下関へ立ち寄ることを楽しみにしています。
公の字
2008/03/12 22:00
「犯人に告ぐ」下巻を読み切り、一言。下関で、この映画を観れることに感謝、瀧本監督の迫力に感動、奥田瑛二の心粋に感服、そして、佐々部監督に感激。
でも、この劇場の空白は何故だろう?
どうして、劇場に来てくれないのか?
映画館が無くなる時、あんなに、燃えたのに?
いざ、継続が決まってしまえば、協力度無し。
下関は、燃え尽きたの?
アエラの3月号には、奥田瑛二の下関の映画館の事が、話題になっていた。
全国は、下関は燃えている様に見える。
でも、煙も立ってない。
そう、燃え尽きたのか?
まだ、燃えてないのか?
番外奇兵隊士
2008/03/13 17:08
公の字さま
確か「ローマの休日」はシアター・ゼロのアンケートで上映希望1番だったときっていましたが…観客はさっぱりみたいです(>_<)

番外奇兵隊士さま
小説「犯人に告ぐ」読了されたのですね。あれだけの長編を瀧本監督は見事に映像化されたと思いますね。
次回作もクランクインしたようで楽しみです。
春風
2008/03/15 23:37
今日、「犬と私の10の約束」を観に行った。CMでおなじみの麗奈ちゃんとトヨエツが出演しているため。さすがに家族連れが多い。(私の前に入場した男の子がいたけど、麻由子ちゃんのファンかな?)
トヨエツの演技の幅というを感じる。昨年の「愛の流刑地」「椿三十郎」「サウスバウンド」などいろんな役をこなす。このような俳優っているだろうか?
シアター・ゼロで上映中の「犯人に告ぐ」でも良い味をだしている。映画ファンでなくても、是非、観てほしい作品(アイドル出演の興行成績だけがいい映画とは違う)である。

今日の新聞に市議会で「芸術文化振興費で映画館助成する案」紛糾という記事があった。シアター・ゼロ開館時の熱気はもう冷めたのであろうか? 寂しい限りである。
いつか、地元舞台の映画が地元で観られない日が来るのだろうか?
あさかぜ
2008/03/16 00:38
あさかぜ さま
新聞記事読みました。
なんだか複雑な気持ちです。
後日また書いてみたいと思います。
春風
2008/03/16 22:35

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